ボストン通信ブログ

デンバー

BurgerKingGirl

コロラドに行ってきた。デンバーに4日滞在し、それから南に下って、コロラドスプリングのあたりで2日過ごした。デンバーは「マイルハイ・シティ」と呼ばれ、標高1600メートルの所にある。酸素の濃度が83%だとかで、最初の2日間は夜、なんとなく目が覚めることが何度かあった。標高が高いから寒いだろうと思うと、これが違う。ボストンではすでに最高気温が17度、最低は6度ほどまで下がっていたのだけれど、デンバーでは昼間は25度から28度まで気温が上がる。年に300日晴れるのだそうで、空気が乾燥していて、気温が高くても快適だ。夜は一けた台まで温度が下がる。連日、雲もほとんどない真っ青な空が広がっていた。

ごみ箱は街中でもホテルなどの建物の中でもRecycle、Compost、Landfillの3つある。何をその箱に入れるのか、簡単に書いてはあるのだけれど、ビンや缶、紙以外はあんまりはっきりしない。間違ってたら悪いなあと思うけれど、中をちょっとのぞいてみても判断できないときもあった。水を汚さないために肥料の使用を抑えましょうという看板があったりして、かなり環境に気を使っている。

ボストンでは歩いていてもまず人と目が合うこともないのだけれど、デンバーは礼儀正しく、フレンドリーで親切な人が多い。駐車場で代金の支払いシステムがわからなかったときなど、たまたま隣で支払っていた人がやり方を見せてくれて、わたしの支払いが終わるまでいっしょに確認してくれたりするのだ。ドラッグストアに買い物に行くと、レジの若いお兄さんがひそひそ声で「今、あの人Fワード使ったぁ」とくすくす笑う。そんなことボストンではまったく注意をひかない。

16th Street Mall

ダウンタウンには車が一切入れない道、16th Street Mallというのがあって、約2キロのみちのりを無料電気バスが通っている。両側に様々なお店やレストラン、カフェが並ぶ。ときどき、ビルの壁に大きく描かれた「落書き」が目に付く。誰が描いているのかはわからないけど、街の人たちはけっこう注目しているらしく、「そこの駐車場にあるバーガーキングの王冠をかぶってるやつが今一番いいよ」などと教えてくれる。デンバーでの4日間はコンフェレンスに出ていて、あまり自由時間はなかったのだけれど、ぽっかり空いた3時間ほどの時間を使って少し歩いてみた。コンフェレンスセンターから20分ほど歩くとクアーズ・スタジアムがある。

クアーズ・スタジアム

野球が特に好きなわけではないけれど、行ってみた。野球のシーズンはもう終わっていてがらんとしていたけれど、ボストンのフェンウェイより明るくてなかなかいい。

ユニオンステーション

スタジアムからほんの2-3ブロックのところにはユニオンステーションがある。古い駅の中が改装されていておもしろいと観光パンフにあった。堂々とした外装のその駅に入ってみると確かに趣がある。今でもAmtrakなどの列車が行き来する駅として現役なのだけれど、駅の一部がホテルになっていたり、おもしろいカフェやお店があって、ゆっくりできる。いろんなお店を一通り見て回った後、付箋でお店の人のリビューが張ってある小さな本屋さんでおすすめの本を1冊買い、カフェで買ったジュースを飲みながら、駅のベンチで少し本を読んだ。こういう駅の小さい本屋さんがけっこう好きだ。小さいなりにちゃんと面白い本が集めてあって、列車の待ち時間にみてまわるのにちょうどいい。ボストンのサウスステーションで、ハリー・ポッターの最初の本に出会ったことを思い出した。

ユニオンステーション内部

これはデンバーに限ったことではないのだけれど、ヒルトン系のHomewood Suiteというスィートホテルに泊まったのもよかった。旅行する時はヒルトン系のHampton Innを探すことが多い。日本のホテルほどではないけれども、卵料理、ポテト、ソーセージやオートミール、各種食パンやベーグル、自分で焼けるワッフル、果物にヨーグルトなどの朝食バフェがある。いつ洗ったのかわからないベッドカバーに出くわすことが多い中、ここはかけ布団のカバーのみで、それもちゃんと洗ってますと書いてある。トップレベルのホテルより低めの価格設定なのもうれしい。Homewood SuiteはHampton Innのスィート版らしい。今回泊まったところは、部屋に入るとマンションの玄関ほどのホールに腰高の細長いサイドテーブルのようなのが壁に沿って置いてある。かなり大きなスーツケースもここに広げたまま置くことができる。入ってすぐ、わたしが寝転んでも余りあるL字型のゆったりしたソファが置いてあり、その前の壁面には50インチを超えるテレビ。入り口ホールの壁の反対側はキッチン。普通の大きさの冷蔵庫や食洗機、電子レンジ、2口のレンジもある。4人分のフォーク、ナイフ類、ボールや大小の皿、グラスやコーヒーカップ、いくつかの鍋、ざる、電子レンジ用のタッパーなども完備している。ソファの後ろの壁の向こうはゆったりしたバスルーム。バスルームのすぐ前には大きな鏡が扉になっている、幅1.5メートルほどのクローゼットがある。その奥がベッドルームで、ベッドの両側には1.5メートルほどの余裕がある。ベッドの正面には50インチのテレビがあり、その脇にはちゃんとしたサイズの机と椅子がある。ダウンタウンという立地でありながらこの部屋のサイズはすごい。ばたばたした4日間だったけれど、とても快適に過ごすことができた。

ホテルから歩いてすぐのところに「Bento Box」という日本のお弁当屋さんのようなお店があったのだけれど、Bubble Teaと大きく書かれていて、どうも日本料理かどうかわからなかったので入らなかった。コロラドではメキシコ料理がよく目に付く。小規模なビールの醸造所も多いようだ。基本的にはお肉が中心みたいで、4日間のコンフェレンスで出た食事も野菜が少なめだった。コンフェレンス最後の日の「Taste of Colorado」というパーティでは、大きなソーセージのホットドック、チリコンカーン、ビーフ/チキン/ラム/ひよこまめのミートボール、ステーキ、トマトとモッツラレラチーズのサラダ、野菜のグリルなどが並んでいた。地ビールがいくつか出されていて、これはかなりおいしかった。

ほとんど街を見る時間のない4日間だったけれど、デンバーは機会があったらまた来てみたいと思わせる街だった。

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