TQE合格者その後インタビュー

第72回TQE合格・西村 梨恵さん

第72回TQE「特許明細書(医薬品)<英→日>」に合格した西村 梨恵さんに近況をお聞きしました。
西村さんの「TQE合格者インタビュー」はこちら

1.受注状況など近況を教えて下さい

翻訳者として登録いただいて1年半が経ちますが、ほとんど途切れることなくお仕事をいただいています。現在は、朝主人を送り出して家事を片付けてから作業を開始し、夕方に作業を終えて夕食の準備に取り掛かる…といった生活スタイルです。納期間際になってくると夜も作業したり、主人に家事を肩代わりしてもらうこともあります。

2.サン・フレアから受ける仕事の感想を教えて下さい

他の翻訳会社さんとお仕事をしたことがないので、特許翻訳というお仕事そのものについての感想になってしまいますが、まだ駆け出しの身なので納期が毎度厳しいな、というのが本音です。案件のご依頼があるとほぼ毎回、納期を延ばしていただけないかお願いしてしまっています。そのたびPMさんが丁寧にご対応くださるのがとてもありがたいです。

3.翻訳の仕事の感想を教えて下さい

まず、守備範囲が広い!医薬品、抗体、食品、農薬…と、毎度いろいろなジャンルのトピックが扱われていて、自分の知識ではカバーしきれないことがほとんどです。特にバイオ分野などでは、まだ辞書にも載っていないような物質名や実験用語も多く、それをいかに「その道に詳しい人が書いた和文」っぽく仕上げられるかに挑戦しています。実験手法などについてもっとしっかり調べたいのですが、いつも時間に追われさらに調査手段をほとんどネットに依存しているので、リサーチ能力を伸ばすことが今後の課題です。
 また、原稿の英文そのものが分かりにくいことも多く、解読に苦労することもあります。ある意味、技術面の難しさ以上に翻訳スピードを左右する要素かもしれません。
 こういった困難もありつつ、納期と品質を守ることが最も大切かつ難しいことだと考えています。実は何度か納期に間に合わせることができなかったことがあり、今でもとても反省しています。最近は自分のペースが把握できるようになってきたため、できるのかできないのか、さらにどのくらいの時間配分で進めれば間に合うのかを、仕事をお引き受けする段階から納品が完了するまで都度考えるようにしています。また、品質に関しては、訳抜けがないかのチェックを徹底し、不自然な日本語になっていないか、読点の有無で意味が変わらないかなど、訳文を声に出して読みながら吟味し、どうしても分からなかった所、意味があやふやな所はコメントに残すように心がけています。

4.今後の展望を教えて下さい

まだしばらくはこのまま特許和訳の仕事を続けて経験を積み、スキルを磨いていきたいと考えています。他ジャンルの和訳や特許英訳にも興味があるので、いずれそのための勉強も始めてみたいと思っています。

5.これからTQEを受験される方へのメッセージをお願いします

翻訳のお仕事を始めて、TQEはほんのスタート地点に過ぎなかったんだということを痛感しています。ただ、お給料をいただきながら(さらに、納期という発破付きで!)勉強ができるというのは本当に有利です。サン・フレアアカデミーの通信教育を受講されている方はテキストをしっかりやり込むこと、さらにネットで岡田信弘先生の「翻訳の泉」を読んで訳し方のコツを吸収するのが効果的だと思います。まずはTQE合格!その先に新しい扉が待っている!と希望をもってチャレンジしていただけたらと思います!

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