TQE合格者インタビュー

【第83回TQE「法務・契約書<英→日>」合格】
茂木小径さん

1. 自己紹介をお願いいたします

第83回TQE「法務・契約書」の英文和訳に合格し、翻訳者登録をさせていただきました。以前は弁護士として渉外法律事務所と外資系企業で働きましたが、主人の海外赴任に伴い退職し、帰国後は子供二人の母親となり子育て中心の日々を送っておりました。今後、まずは翻訳の実務経験を積みながら、過去の経験も生かして社会に役立つ翻訳者となれるよう、日々努力していきたいと思っております。

2. これまでの英語学習歴を教えてください

9歳から14歳までの5年間、父の仕事の関係で米国に滞在し、現地の小中学校に通いましたので、日常会話能力と現地校の授業を理解できる程度の英語力はそこで身に付けました。仕事に必要となる法律英語やビジネス英語は、帰国後に大学で受講した英語のインテンシブ・コース(ネイティブの先生に実践的な英語を学ぶ集中コース)や、その後の実務の中で学んでまいりました。

3. これまでの翻訳学習歴を教えてください

過去の仕事の中で契約書等の翻訳やそのチェックをすることはありましたが、翻訳に特化した学習をしたのはサン・フレア アカデミーの講座が初めてです。通信で法務・契約書の中級講座を受講した後、続けて上級講座を受講しました。

4. 翻訳をしようと思ったきっかけを教えてください

弁護士としては珍しいことかもしれませんが、私は過去の仕事の中で時々携わっていた翻訳作業が苦にならないどころか、とても好きでした。その後、家庭の事情で一度仕事を離れてみて考えたのは、「次に仕事をするときは、せっかくなので自分の好きなことを仕事にしよう」ということでした。その好きな仕事が、今後もしばらく続く子育てと両立できるもので、更に、自分の実務経験や英語力を生かせるものであればよいと思っておりました。法務・契約書の翻訳は、正にこれらに当てはまるものでした。

5. TQEを受験されたきっかけは何ですか?

サン・フレア アカデミーの講座の受講前に説明を受けた際に、TQEのことも伺っており、講座修了時には実力試しに受けてみようと考えておりました。合格すれば翻訳者として登録できることにも魅力を感じました。

6. TQE合格のために苦労した点、悩んだ点はどういったことでしょうか

翻訳の学習を開始する前は、実務知識と英語力があればある程度の翻訳はできると思っておりましたが、実際に講座を受講し、添削課題を提出すると、「原文の理解力はあるが、和訳の表現が不自然な箇所がある」とのコメントを頂くことが度々ありました。原文の内容を理解していても、正確に訳そうとするあまり、回りくどい逐語訳になったり、語順等が不自然だったりすることがあり、表現面でよく悩みました。
 また、実際のTQE受験では、タイミング悪くインフルエンザに罹った子供の看病をしながらの受験となってしまいました。子供達が学校に行っている間にじっくり取り組めると思っていたのですが、目論見がはずれ、まとまった時間が確保できずに苦労しました。

7. 苦労した点、悩んだ点はどのように解決されましたか

毎回の課題の添削では、表現面を含めて不十分な点について的確なアドバイスをいただきましたので、ポイントとなる点をメモに残すようにし、それを繰り返し復習することで、翻訳に必要な技術のようなものが少しずつ身についてきたように思います。
 また、子供の看病をしながらの受験については、実際の仕事でも同じようなことは起こり得ると想定し、焦らず諦めず、できる限り時間を捻出して取り組みました。

8. 今回合格された分野を受験するために参考になる書籍、資料、ウェブサイトなどはありますか

講座のテキストは、分野ごとに実践的な内容が豊富に記載されており、大変参考になりました。また、「法律英語用語辞典」(自由国民社)、「契約・法律用語英和辞典」(IBCパブリッシング)、「英文契約書の基礎知識」(ジャパンタイムズ)、「英文契約書の書き方」(日本経済新聞社)も活用しました。辞書としては、「ランダムハウス英和大辞典第2版」(小学館)のほか、ウェブサイトの英辞郎も適宜参考にしました。

9. これからの翻訳者としての計画を教えてください

まずは実務経験を積み、質の高い翻訳を迅速に行うことができるよう、実力をつけていきたいと思います。また、法律分野の勉強も継続し、将来的には自分ならではの付加価値のある翻訳者として社会の役に立ちたいと考えております。

10. TQE合格を目指して勉強中の方々に、メッセージをお願いします

私自身もそうでしたが、サン・フレア アカデミーの講座で学習されている方は、講座のテキストや授業・添削の内容を十分に復習して自分のものにすることが、合格への近道だと思います。
 学習がある程度進んでいる方や翻訳の実務経験のある方は、実力を確認する意味で一度TQEを受けてみることも有効と考えます。合否の結果だけでなく丁寧なフィードバックをいただけますので、自分の実力や弱点が分かり、その後の学習に大いに役立つと思います。

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