コーヒーブレイクde翻訳
出版翻訳や、翻訳道場を始めとする翻訳指導など、日々の業務で感じたことをつづっています。
映画の話(17/01/23)
年始の一連の行事がひと段落して、日常が戻ってきました。急ぎの仕事はないので(泣or喜?)、積読在庫を読んだり先々のために資料を用意したりして、それなりに毎日を忙しくしています。そしてせっかくだからと思って、映画を観に行こうと思いました。

まず、ヘレン・ミレン主演の『アイ・イン・ザ・スカイ』。
こちらをクリック!
テロとの闘い、ドローン、戦争の不条理といった、重いテーマの作品です。きっと観終わったら疲れ切っているだろうと想像できます。戦争がなくならない現代に、わたしたちは平穏に暮らすことができます。だからこそこういう世界も知っておかなければと思って。ところが調べると、近くの映画館では、わたしの都合のいいときには上映していないことがわかりました。夜だけ! 12月23日からの公開だったので、無理してでも年末に時間を作るべきでした。

もう一本、公開はこれからですが、ベネディクト・カンバーバッチの『ドクター・ストレンジ』。
こちらをクリック!
完全なエンタメ映画。テーマ以前に、カンバーバッチの『シャーロック』好きとしては見逃せません。これはぜひ、近くの映画館の都合のいい時間帯を逃さないように、チェックしたいと思います。

ところでみなさんは洋画を観るとき、吹き替え版を観ますか? 字幕版を観ますか? わたしは選べるなら吹き替え版で観ます。字幕版だと登場人物の声がそのまま聞こえて、本来の作品をストレートに楽しめますが、目が忙しい。できれば吹き替え版で目は映像に、耳は音声(セリフや音)に集中させて、作品を「楽しみ」たいと思うのです。

昔、映画館に弁当持ち込みで一日中英米の映画を観続けた、という大先輩の話を聞きました。当時は入れ替え制ではなかったので可能だったこと。その人は、英米の俳優たちが口にするセリフを聞き、字幕を読み、そうして英語の勉強をしたそうです。文字の英語ではなく、生きた英語を学ぶ方法です。今は一日中同じ映画を観続けることはできませんが、DVDを使えば可能ですね。

最近は、学校教育も英検もTOEICも、英語の「読む・書く・聞く・話す」の四技能を等しく重要視するようになりました。翻訳者は「読む」技能に長けていなくてはなりませんが、それにとどまらず、他の三技能に熟達している方が望ましい。語学を総合的に見ることができれば、「読む」技能をさらに高めることができるでしょうし、実際的な問題として、原作者や海外のエージェントと連絡を取り合うこともあるからです。そういう意味では、映画鑑賞も技能向上の鍛錬の一部になります。

でも、映画はやっぱり楽しみたい。とくに初めて観る作品は、肩に力を入れず、純粋に楽しみたい、と思います、勉強はDVDでじっくり取り組むことにして。

イギリス英語は聞き取りにくいのですが、米語と違って音が軽いので、優しい気がします。

このサイトは翻訳学校サン・フレア アカデミーの運営です。

PAGETOP